■おらが里 岡
岡区全体で取り組む行事等で現在も残されているものは神社、寺院関係を除くと、殆ど無いと言える中、昨年11月岡区の方が、65年前の昭和24年1月の創刊から同26年5月迄の間に発刊された岡文化協会報「おらが里」27号分を、自治協議会に寄贈され、今年の文化祭で展示されました。
当時の岡区の実情がかなり解るもので、農事部だより、土木部、山林部、養蚕部や青年同士会員の投稿、短歌、俳句、懸賞金付き論文(大人と子供分)、子供たちの詩や俳句、作文も登載されています。
数十年ぶりに復活したタイコ、六年ぶりの梵鐘の再建、警鐘台の設置など、また乳幼児の予防接種は対象者名が列記されており、まさに岡部落コミュニティ情報資料です。
「文化岡部落の建設」を目的にされた協会は、今の岡区が持ち得ていない多くのものを持っていたようです。
「おらが里」は、それを伺いし得る貴重な資料であり、カンフル剤であるかもしれません。
|